新型コロナウイルス 武漢の死者数5割増 1,290人追加

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新型コロナウイルスの震源地である武漢市当局は、17日、ウイルスによる死者数が、従来の公表値よりも1,290人多い3,869人だったと発表しました。死者数の大幅修正の理由については、感染拡大当初、病床不足で入院できずに自宅で亡くなった人がいたこと、医療機関の混乱による報告ミスなどと説明したそうです。

新型コロナウイルスの原因とその後

中国政府は、当初、新型コロナウイルスは武漢の海鮮市場で発生したと説明していました。そして、このウイルスはコウモリ・コロナウイルスと識別され、直接または動物の宿主を介して、ヒトに感染している模様です。現在、世界的に壊滅的なパンデミックを引き起こしています。

中国政府は、その後、新型コロナウイルスは国外から持ち込まれたもの、10月に行われた武漢の軍事スポーツゲームで、米軍が拡散した可能性があるなどと主張し、誤情報を拡散しようというキャンペーンを開始しました。

これに対して、米国のポンペオ国務長官は、ワクチンと治療法の開発のために米国専門家が必要としたデータを貰えなかったとして、中国政府を繰り返し非難しています。同氏は、解決が長引くウイルス問題について、データ共有ができなかったこと、透明性の欠如を指摘しています。

中国政府の最近の動き

「北京が、新型コロナウィルスの世界的な感染原因を隠している」と疑われている中、中国政府は、コロナウイルスの発生に関する研究に対して、新たな制限を課すと発表しました。

大学や研究機関のウェブサイトに掲載された政府の内部指令によれば、新型コロナウイルスの起源に関する研究論文は「厳格に管理」され、発表に当たっては、中央政府当局が、事前に注意深くチェックすることになったということです。論文発表に対する新たな制限は、武漢の海鮮市場に近い施設で行われていたコウモリ・コロナウイルスに係る研究発表に続くものです。

こうした研究に対する中国政府の規制は、特に驚くべきものではありません。米国の専門家によれば、これは、中国共産党がこの病気の発生と拡大に対する有責性を否定するための戦略の一部であり、党の存続そのものが、このウイルスの発生から感染、パンデミックまでを、どのように作りあげ「真実」として統制できるかに掛かっているということのようです。

米国の試算する中国の感染者及び死亡者数

米国の公衆衛生の専門家は、「中国は、昨年12月ウイルス発生初期の詳細を隠蔽した」と述べています。その後、米国や国際的専門家から、武漢を訪問して発生初期段階のウイルスを調査したいと、繰り返し要求が出されましたが、悉く拒否されたということです。

ワシントンに拠点を置くアメリカ企業協会の報告では、中国では約300万人が新型コロナウイルスに感染しており、死者は13万6,000人以上だと推定されるというのです。この数字は、中国政府が公式発表した数字、即ち、感染者数83,000人で、死亡者3,300人より、はるかに多いものです。

まとめ

今回のニュースは、ミスによって、武漢における感染者や死亡者数を過小に報告していたという報道です。GDPなどもそうですが、中国の統計や数字は、曖昧さや信頼性のなさが特徴であると、以前から指摘されてきました。中央で決定した計画や数字が、そのまま歩き出すということです。

こうした経緯の中、即ち、武漢を震源地とし、その発生から感染までの詳細を隠蔽し、それが原因で、世界的なパンデミックを引き起こしているという現実がある中、中国政府スポークスマンは、パンデミック対応のために、より大きな国際協力が必要だと、頻繁に発言しているということです。

 

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